BOOK MARKET 2017
期間 | 2017年 10月28日(土)、29日(日)時間 | 28日 11:00 〜 19:00
29日 11:00 〜 18:00
場所 | アートコンプレックス・センター
〒160-0015 東京都新宿区大京町12-9
TEL 03-3341-3253
【地図、アクセス】
主催 | アノニマ・スタジオ
自然食通信社
1981年、隔月刊の雑誌『自然食通信』を創刊するため出版社を起こし、誌名をそのまま社名としました。自然な食べもの 自然な暮らしをしたいね…。どうすれば、そうした暮らしに行き着くことができる? いま居るところからどんな一歩が踏み出せるか——、読者に呼びかけ、また、たくさんの読者に参加してもらい作っていた雑誌を16年。休刊後も、作るものが単行本に替わっても、本の送り手にもブーメランのように返ってくる、シンプルな問いかけに身を引きしめながら、少量生産の本づくりをしています。
http://www.amarans.net/
おすすめの本
『ききがたり ときをためる暮らし』
つばた英子・つばたしゅういち
「本当の豊かさというのは、自分の手足を動かす暮らしにあると思いますよ」
84歳と87歳、どんどん美しくなる人生。70種の野菜と50種の果樹に囲まれたキッチンガーデン。山を削ってできた造成地に丸太小屋を建て、木を植え、土を耕し、自給自足をめざして四半世紀。自分流に、手間ひまを楽しみ、ていねいに生きてお金はなくても、何かが溢れている。映画『人生フルーツ』のふたりが語る、おもてなし大好きなじぃじとばぁばの小さなキッチンガーデンから次世代に届けるやさしいメッセージ。
『ふたりから ひとり ときをためる暮らし それから』
つばた英子・つばたしゅういち 著
水野恵美子 聞き手
落合由利子 撮影
「好きなものは思い出がいっぱい詰まっているから、思い出をいっぱい食べているようなものだね」
『ききがたり ときをためる暮らし』から4年。その後のふたりの日々と、しゅういちさん亡き後の英子さんの暮らし―。ふたりが積み重ねた半世紀の歳月は、ひとり暮らしへと踏み出した英子さんの変わらない営みへと引き継がれ、あらたなおもてなしの楽しみを生み出しています。自分に課し、誰かのために手足を動かす日常に流れるものとは…。愛らしくも潔い89歳の心豊かな日々をお届けします。
『野草の手紙~草たちと虫と、わたし 小さな命の対話から~ 』
ファン・デグォン 著
清水由希子 訳
辻 信一 序文
わずかな野草とそこに生きる虫たちの目線に自らが降りたとき、ファン・デグォンの内面に深くやさしく変容が起きた。誰も目に留めることのない小さないのちの世界は、人間が築き上げてきた文明がいかに自分たちだけに偏ったものなのかを投げかける。覚えのない重罪に問われた身でありながらも、無機質な刑務所内での暮らしを軽やかなユーモアにのせて、小さな生きものたちの在りようから見出した、静かなる気づきの日々を妹にしたためた珠玉の一冊。
「わたしたち人間だけが生存競争という一線を越えてほかの生命をないがしろにし、驕り高ぶって自然の品位を失っている。人と自分を比べては自分だけが正しく優れていると思い込み、鼻高々な人間こそ、大きかろうが小さかろうが、醜かろうが美しかろうが、持って生まれたありのままの花を咲かせる野草から、学ぶべきことはけっして少なくないのだ」
釈放後に手紙を編集して出版された本書は、小さな命との交歓をつうじて自身の心身と社会への見方を大きくつくりかえていった筆者の、平和の思想の原点として読み継がれている。
『からだのーと』早川ユミ 絵と文
消費するばかりの社会の中で野生の勘を失いつつある現代人のからだの不調に応えたい、と、長年師事している丹田呼吸法や冷えとり健康法、温熱療法などの師の教えを自身の経験を踏まえ紹介。日々の暮らしの中で実践できる、手当て法も盛り込みながら“いのちまるごと”レッスンとしてまとめました。ページからはみ出しそうなおおらかで大胆なイラストも愉しさいっぱいです。
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