アノニマ・スタジオWeb連載TOP > 暮らしのなかのSDGs もくじ > その1 12月発売の新刊『暮らしのなかのSDGs』の中身をちょっとだけ。
イラスト/江夏潤一
その1
12月発売の新刊
『暮らしのなかのSDGs』
の中身をちょっとだけ。
今年も残すところ、あと1カ月で終わろうとしています。
2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、あたりまえだったことがそうではなくなり、わたしたちの暮らしや社会、世界じゅうが大きく変化した年といえるでしょう。
あなたにとっては、どんな1年だったでしょうか。
まもなく、SDGsをテーマにした新刊を発売します。
タイトルは、『暮らしのなかのSDGs』。
食べること、住まうこと。どんなものと暮らし、どんなふうに生きていたいか。
SDGsは、わたしたちが日頃から考えていることの延長線上にあります。
生活のなかで「こんな時、どうするのが自分にとっても、より良い未来にとってもいいことなのだろう?」という問いを持つことは、社会や世界とつながるための第一歩。大切なのは、自分のなかにどんなものさしを持っていたいかです。
いま、自分たちの暮らしともう一度向き合い、考えてみませんか。
ストイックである必要はありません。それぞれのペースで良いのです。
「サステイナブル」で「エシカル」な心から気持ちいいと思える生き方は、小さなところから誰でもできるはずです。
本書には、都会に住む人、田舎に住む人、ひとり暮らし、大所帯の家族など、20代から60代までの、さまざまに生きる人たちが登場します。
ここで少し、ご登場いただいた16名のプロフィールをご紹介します。アノニマ・スタジオで発行している書籍の著書さんにもご協力いただきました。
在来の種から育つ野菜、古来種野菜を扱う八百屋、warmerwarmerの高橋一也さんと晃美さん。種のこと、野菜のこと、農のことをさまざまな角度から伝えています。
保育園の園長を務める齋藤美和さんは、子どもや暮らしをテーマとする執筆やインタビューを行いながら、子どもを中心とした場づくりを目指しています。
翻訳家の服部雄一郎さん。前職は町役場のごみ担当職員で、たまたま配属されたごみの仕事に開眼し、アメリカの大学院に留学したり、NGOの仕事でインドに滞在するなどの経験があります。
高知の山のてっぺんで自給自足の暮らしを営み、アジアの手紡ぎや手織りの布、藍をはじめとする草木染めや泥染めの布などを手縫いして衣服を作っている、布作家の早川ユミさん。
音楽家の良原リエさん。リメイク愛好家でもあり、トイ楽器奏者として、映画、TV、CM、アニメ、ミュージカルなどの演奏、制作、子どもや親子向けのイベントを行っています。
社会的問題をテーマにした映画づくりに携わり、現在はフリーランスとして活動しているアーヤ藍さん。
テレビの構成作家や飲み屋のママ見習いなどを経て、下町で文筆家・イラストレーターとして活動している金井真紀さん。
映像ディレクターやイベントオーガナイザー、プロデューサーなどを務める河村和紀さんは、森の可能性を追求すべく、東京・高尾で木こりの見習いもしています。
「徒歩10分の道のりを100分かけて歩く植物観察会」というユニークな植物ガイドなどを行う、植物観察家の鈴木純さん。植物生態写真家として、制作協力なども行っています。
カナダの無人島でテント暮らしをしたり、沖縄の離島で働いたのち、神奈川・鎌倉で飲食店を開業した瀬能笛里子さん。つながりや文化を大切にする経営や暮らしを実践しています。
11年のサラリーマン生活を経て、震災を機に独立し、大人と子どもが本気で遊ぶ場「原っぱ大学」を主宰する塚越暁さん。
広島・尾道に移住し、さまざまな動物と暮らす新里カオリさん。地場産業である帆布と地元の廃材を使ったものづくりを行い、農業や狩猟など自分の手で暮らしをつくっています。
身体感覚教育研究者の松田恵美子さん。東洋の生命観、身体観に基づく身体技法を、身体のプロから学生まで各地で指導しています。
「健やかに循環する社会」をテーマに、実家族、拡張家族とともに新しい暮らし方を実験しながら、プランニングディレクターなどを中心に活動する山倉あゆみさん。
ホーストレーナーを父にもつ吉村聖子さん。国会や官庁での勤務、精神保健福祉士など経て、現在はイギリスで競走馬の海外遠征のマネージメントに従事しています。
料理家の米山美穂さん。自然とつながる暮らしを求め、家族で千葉・南房総の里山に移住し、地元の素材を使って家を作り、田畑を営みながら暮らしています。
みなさんの経歴、実にさまざまですよね。同様に、この記事を読んでくださっている方もそうだと思います。自分が知らないだけで、仕事や働き方、ライフスタイルの選択肢って、たくさんあるんだなあと思います。
16名のみなさんに共通の質問をし、それぞれの答えをまとめたのが「Question & Action」のページです。問いに対するアクションは、ひとつではありません。
そのほか、翻訳者や医師、人類・霊長類学者などの専門家へのインタビューや、社会的な課題に積極的に取り組んでいる企業や団体を取材したコラム。
さらにSDGsのキーワード集やブックリスト、エコラベルについてなど、基本情報から最新の事例まで、SDGsの“いま”を一冊に盛り込みました。
発売は、12月17日を予定しています。
暮らしのなかに自分の「ものさし」を持ち、少し先の未来を考えてみる。
そんな気持ちで、あたらしい年を迎えてみませんか。
2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、あたりまえだったことがそうではなくなり、わたしたちの暮らしや社会、世界じゅうが大きく変化した年といえるでしょう。
あなたにとっては、どんな1年だったでしょうか。
まもなく、SDGsをテーマにした新刊を発売します。
タイトルは、『暮らしのなかのSDGs』。
『暮らしのなかのSDGs 今と未来をつなげるものさし』
定価 1650円(本体価格1500円)
アノニマ・スタジオ 編
イラスト 江夏潤一
デザイン 峯崎ノリテル・正能幸介((STUDIO))
編集・文 野村美丘(photopicnic)
食べること、住まうこと。どんなものと暮らし、どんなふうに生きていたいか。
SDGsは、わたしたちが日頃から考えていることの延長線上にあります。
生活のなかで「こんな時、どうするのが自分にとっても、より良い未来にとってもいいことなのだろう?」という問いを持つことは、社会や世界とつながるための第一歩。大切なのは、自分のなかにどんなものさしを持っていたいかです。
いま、自分たちの暮らしともう一度向き合い、考えてみませんか。
ストイックである必要はありません。それぞれのペースで良いのです。
「サステイナブル」で「エシカル」な心から気持ちいいと思える生き方は、小さなところから誰でもできるはずです。
本書には、都会に住む人、田舎に住む人、ひとり暮らし、大所帯の家族など、20代から60代までの、さまざまに生きる人たちが登場します。
ここで少し、ご登場いただいた16名のプロフィールをご紹介します。アノニマ・スタジオで発行している書籍の著書さんにもご協力いただきました。
在来の種から育つ野菜、古来種野菜を扱う八百屋、warmerwarmerの高橋一也さんと晃美さん。種のこと、野菜のこと、農のことをさまざまな角度から伝えています。
保育園の園長を務める齋藤美和さんは、子どもや暮らしをテーマとする執筆やインタビューを行いながら、子どもを中心とした場づくりを目指しています。
翻訳家の服部雄一郎さん。前職は町役場のごみ担当職員で、たまたま配属されたごみの仕事に開眼し、アメリカの大学院に留学したり、NGOの仕事でインドに滞在するなどの経験があります。
高知の山のてっぺんで自給自足の暮らしを営み、アジアの手紡ぎや手織りの布、藍をはじめとする草木染めや泥染めの布などを手縫いして衣服を作っている、布作家の早川ユミさん。
音楽家の良原リエさん。リメイク愛好家でもあり、トイ楽器奏者として、映画、TV、CM、アニメ、ミュージカルなどの演奏、制作、子どもや親子向けのイベントを行っています。
社会的問題をテーマにした映画づくりに携わり、現在はフリーランスとして活動しているアーヤ藍さん。
テレビの構成作家や飲み屋のママ見習いなどを経て、下町で文筆家・イラストレーターとして活動している金井真紀さん。
映像ディレクターやイベントオーガナイザー、プロデューサーなどを務める河村和紀さんは、森の可能性を追求すべく、東京・高尾で木こりの見習いもしています。
「徒歩10分の道のりを100分かけて歩く植物観察会」というユニークな植物ガイドなどを行う、植物観察家の鈴木純さん。植物生態写真家として、制作協力なども行っています。
カナダの無人島でテント暮らしをしたり、沖縄の離島で働いたのち、神奈川・鎌倉で飲食店を開業した瀬能笛里子さん。つながりや文化を大切にする経営や暮らしを実践しています。
11年のサラリーマン生活を経て、震災を機に独立し、大人と子どもが本気で遊ぶ場「原っぱ大学」を主宰する塚越暁さん。
広島・尾道に移住し、さまざまな動物と暮らす新里カオリさん。地場産業である帆布と地元の廃材を使ったものづくりを行い、農業や狩猟など自分の手で暮らしをつくっています。
身体感覚教育研究者の松田恵美子さん。東洋の生命観、身体観に基づく身体技法を、身体のプロから学生まで各地で指導しています。
「健やかに循環する社会」をテーマに、実家族、拡張家族とともに新しい暮らし方を実験しながら、プランニングディレクターなどを中心に活動する山倉あゆみさん。
ホーストレーナーを父にもつ吉村聖子さん。国会や官庁での勤務、精神保健福祉士など経て、現在はイギリスで競走馬の海外遠征のマネージメントに従事しています。
料理家の米山美穂さん。自然とつながる暮らしを求め、家族で千葉・南房総の里山に移住し、地元の素材を使って家を作り、田畑を営みながら暮らしています。
みなさんの経歴、実にさまざまですよね。同様に、この記事を読んでくださっている方もそうだと思います。自分が知らないだけで、仕事や働き方、ライフスタイルの選択肢って、たくさんあるんだなあと思います。
16名のみなさんに共通の質問をし、それぞれの答えをまとめたのが「Question & Action」のページです。問いに対するアクションは、ひとつではありません。
そのほか、翻訳者や医師、人類・霊長類学者などの専門家へのインタビューや、社会的な課題に積極的に取り組んでいる企業や団体を取材したコラム。
さらにSDGsのキーワード集やブックリスト、エコラベルについてなど、基本情報から最新の事例まで、SDGsの“いま”を一冊に盛り込みました。
発売は、12月17日を予定しています。
暮らしのなかに自分の「ものさし」を持ち、少し先の未来を考えてみる。
そんな気持ちで、あたらしい年を迎えてみませんか。
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編/アノニマ・スタジオ
アノニマ・スタジオは、KTC中央出版の「ごはんとくらし」をテーマとしたレーベルです。食べること、住まうこと、子育て、雑貨・・・暮らしを少し豊かにしてくれる生活書を中心に、本づくりやイベントを行っています。
暮らしのなかのSDGs
今と未来をつなげるものさし
編/アノニマ・スタジオ定価 1650円(本体価格1500円)
持続可能な社会をつくるために、どうしたらいい? 経済、社会、環境、どれもが私たちの暮らしに結びついています。日常の場面から考える「SDGs思考」を身につけ、「SDGsの“ものさし”」を自分のなかに持つことができるアイデアブック。SDGs入門書としてもおすすめ。
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