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雪あそび
きゃー冷たーい!うわー止まらない〜!
子どもはみんな「雪」が大好き。降り積もった雪に目を輝かせるのは、全世界の子どもの共通点だと思う。ぼくはなかなか雪の降らない大阪市の生まれ育ちだが、それでも年に一度、いや2年に一度だったかの大雪の日(と言ってもせいぜい5cm程度)には、グラウンドや公園で雪合戦や雪だるま作りに興奮した。悲しいかな、すぐに溶けてしまって泥まみれになったのも、今となっては良い思い出だ。大人になってからも、ゲレンデでの「アルペンスキー」に加え、山岳地帯を歩いたり滑ったりする「山スキー」や、雪山登山などを楽しんでいるのだから、雪遊び好きは変わらない。
雪遊びと言うとほかにも、かまくら作りに雪洞掘り、スケート、スノーボード、クロスカントリースキーやテレマークスキー、スノーシュー、アイスクライミングなど、多岐にわたる。今回は父子で楽しめるスキー場でのアルペンスキーを取り上げたい。お父さんはスキー初心者(2~3回程度の経験はある)、子どもは未経験者の場合に「子どもとスキーを始めるにはどうしたらいい?」という設定で話を進めたい。詳しくは本編で。
竹本大輔(たけもと・だいすけ)
1973年生まれ。大阪市阿倍野区西田辺町で生まれ育つ。幼少の頃は「三度の飯よりも昆虫好き」。山に川に海に出かけては、捕虫網を振り回している子ども。小5の時に、友だちとふたりで出かけた山中での初めての野宿に感動、それ以来キャンプは生活の一部になる。大学生の時は、YMCAでキャンプリーダーとして子どもたちとのキャンプに明け暮れ、現在は自分の家族や友人とキャンプという、今も昔も変わらない趣味。現在は愛知県名古屋市在住。妻と子ども3人(小5女の子、小2男の子、2歳女の子)の5人家族。「付き合ってあげよっか」というノリで私の趣味に付き合ってくれる理解ある家族。
仕事は、冷温水機能のついたウォーターサーバーと天然水ボトルを宅配する会社。ブランド名は「アクアセレクト」。三重県の伊勢神宮ゆかりの天然水を届けている。ウォーターサーバーの宅配を通じて「田舎と都会を結ぶ架け橋」をスローガンに、都市部のお客様を採水地である田舎部へお連れするということも年間を通し行っている。その中でたくさんのご家族と天然水の採水地を訪れ、「自然に親しむということとはどういうことなんだろう」と別の視点からも考えるように。
春は野草観察、山菜採り、家庭菜園。梅雨になれば梅干し、梅酒つくり、そしてカブトムシ捕り。夏には、夜の川に潜りウナギ捕り。海に出てはカヤックやヨット。秋には木の実を探し歩き、登山を楽しむ。冬には雪山登山やスキー。まだまだ子どもが一緒に楽しめないものもあるが、一年を通してアウトドアライフを楽しんでいる。